



目次
保育士転職時の志望理由に書くべき2つのポイント
まず、志望理由に織り込むべきポイントは、2つあります。
志望理由に織り込むべきポイント | あなたを採用することのメリットの対象者 |
---|---|
①保育園に求める条件 | =自分にとってのメリット |
②保育園に提供できるもの | =保育園にとってのメリット |
この2つを、バランス良く織り込むことで、相手に「この人を採用したい!」と思わせることができる志望理由になります。
よくある志望理由の失敗例は、「①保育園に求める条件」ばかりを伝える志望理由です。
例えば、福利厚生の条件が良い保育園に転職したいAさんがいるとしましょう。
Aさんは、面接で、このような志望理由を話しました。
「こちらの保育園は、福利厚生が非常に充実しております。私は、前職での経験から、福利厚生の良い職場環境を望んでおりました。そこで、ここ以上に福利厚生が充実した保育園はないため、こちらを強く志望します。」
一見、なにも問題のない志望理由のように見えるでしょう。
しかし、それが落とし穴なのです。
この志望理由では、「福利厚生の条件が良いところで働きたい」という、ただのワガママしか伝えていないのです。
「この人を採用したい!」と思ってもらうためには、自分を採用するメリットを伝えなくてはいけませんよね。
そこで、「②保育園に提供できるもの」を織り込む必要があるのです。
例えば、Aさんの強みは、「季節に合わせた折り紙での子守」だとします。
この折り紙遊びのためには、ある程度の下調べの時間が必要です。そこで、お休みがない保育園では、折り紙の下調べをする余裕はありません。
ところが、福利厚生が充実しており、労働環境が良い職場だと、お休みも取れますよね。
このお休みの日に、ゆっくりと折り紙の下調べができるため、自分の強みを発揮して、貢献ができるのです、という流れにしても良いでしょう。
志望理由に書くべきポイント①保育園に求める条件
皆さんは、保育園から、「選んでもらう」ことばかり考える必要はないのです。
近年では、保育士不足が深刻化しています。そのため、保育園側は、保育士を確保することに必死です。
つまり、保育士である皆さんは、非常に有利な立場にあるのです。
転職活動をしていると、保育園に選んでもらうことばかり考えてしまいますよね。
しかし、自分が保育園を「選べる」立場にあることを自覚しましょう。
そこで、最初に考えるべきことは、「保育園に求める条件」です。
どんな保育園であれば、楽しく働くことができるのか。
一方で、どんな保育園だとしたら、働き甲斐がないのか。
志望理由を考えるために、まずは、こうした様々な視点から、「保育園に求める条件」を考えましょう。
そして、無事に、自分が保育園に求める条件が明確になっても、それだけでは不十分です。
そこから、面接で、その条件を求める理由を、説得力を持って、話さなくてはなりません。
そのための、伝え方にもコツがありますので、さっそくお伝えしていきます。
① 今までの経験(幼少期から、今までの経験すべてを含む)
② その経験から、出来上がった価値観
③ その価値観と一致する、保育園に求める条件について
「保育園に求める条件」について話すには、上の表の順序で話すと伝わりやすいでしょう。
ただ、「保育園に求める条件」を話していては、それはワガママになってしまいます。
そうならないために、まずは、自分の価値観を伝えたうえで、「保育園に求める条件」を話し、説得力をもたせましょう。
志望理由に書くべきポイント②保育園に提供できるもの
さて、冒頭でもお伝えしましたが、「①保育園に求める条件」ばかりを伝えていては、それはただのワガママになってしまいます。
それを避けるためには、自分が「②保育園に提供できるもの」について、伝えなくてはなりません。
これを伝えるには、あるコツがあります。
先ほど、保育園に求める条件の伝え方の順序についてお話しましたよね。
その流れで、「その条件を備えた保育園だと、どんな強みを発揮し、どう貢献できるのか」を付け加えるだけでよいのです。
そうすることで、説得力のある自己アピールができるだけでなく、自然な自己アピールとなります。
ぜひ、取り入れてみてくださいね。
保育士転職の志望理由での注意点
最後に、保育園転職の志望理由での注意点についてお話します。
まず、避けるべきなのは、よくあるテンプレートのような志望理由です。
面接官は、何人もの保育士の面接を行っています。
そこで、よくある志望理由を話していては、「またか。」と思われてしまうかもしれません。
そうならないために、自分なりの経験談などを盛り込むようにしてくださいね。
ほかにも、前の保育園の退職理由を、あまりにネガティブに伝えることは避けましょう。
例えば、「園長と性格が合わなくて辞めた」と伝えてしまうと、仮に自分は悪くなくても、協調性のない人なのかな、と判断されかねません。
それを避けるために、「園長と保育の方針が異なっていたため、自分の強みを発揮できなかった」などと、言葉を慎重に選んだ伝え方をしてくださいね。
まとめ








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